千本ノック

継続は力なり

ゲーム開発ライブラリあれこれ ~その1~

昨年Indiegogoで出資したDevTermがついに届いた。 ページ下部の「OS, APPs & Development tools」というセクションに様々なアプリケーション、ライブラリロゴが掲載されている。ただ、どれがどういった特徴を持ったものかわからず途方に暮れてしまった。簡単にではあるがそれぞれの特徴を調べてみようと思う。

  • RetroArch
  • DOS Box
  • Godot
  • Love2D
  • PICO-8

RetroArch

"RetroArch is a frontend for emulators, game engines and media players."(RetroArchトップページより抜粋)。エミュレータのフロントエンドということだそうだ。ゲーム開発用ライブラリを探しているので現時点であまり関係ないかも。エミュレータ用フロントエンドとは?という場合はこちらの方の説明がわかりやすいかも。

DOSBox

名前の通りDOS環境のエミュレータらしい。なんだかサイトのデザインも古めかしい。こちらもエミュレータということで現時点ではあまり興味がない。

Godot

devtermのページ上ではGodotだったが"Godot Engine"が正しいのかな?ロゴはロボットのアイコンに”GODOT”だな...よくわからない。 環境でありIDEでありツール群でもあるみたいな。Unityみたいな感じだろうか。開発言語はVisualScript, C#, GDScriptなどとのこと。GDScriptはPythonに近いとのこと。僕は業務でPythonを使うことが多いので良いかもしれない。ただ、かなり機能が豊富そうで初期学習コストはかなり高いかもしれない。

Love2D

オープンソースの2Dゲーム開発用フレームワーク。開発言語はLuaだが、非公式にはいくつかのList系言語、Rustにも対応しているとのこと。Lua使ったことは無いが、ライブラリの開発も続いているようだし十分候補になりうるプロダクトだと思う。

PICO-8

fantasy consoleだそうだ。fantasy consoleとはなんぞや?というかたはfaq参照のこと。コンソールであり、ツール群であり、デザインカルチャーであり、コミュニティであり...つまり全てであるようなことが書いてある。エコシステムとかそういう感じだろうか? 開発言語はLua。ディスプレイサイズが128 * 128の16色、音は4音、カートリッジサイズは32Kまでのように色々と制約がある。レトロゲームの開発を目的とされているのだろうか。他にカートリッジデータをHTML5にエクスポートできる他、Windows, Mac, Linux用のバイナリも出力することができる。 本体(?)価格:$14.49

いくつかのエミュレータ、ライブラリを見てみた。ほかにもいくつかライブラリの記載があったので次回残りを見てみることにする。